よくある質問

Q1スマートマンションって何?
A1スマートマンションとは、マンション全体でエネルギー管理、節電及びピークカットを行い、エネルギーの効率的な使用や無理のない節電を実現するマンションのことであり、MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム:全体管理システムとHEMS端末で構成)を導入して、アグリゲータと呼ばれる事業者が、エネルギー管理サービスを行います。また、太陽光発電(PV)、蓄電池等を組み合わせることで、一層の節電効果、更には停電等の非常時におけるエネルギーセキュリティの強化を図ることができます。なお、一括受電設備との組み合わせにより、経済効果の向上を図ることもできます。
Q2スマートマンション認定制度って何?
A2これまで、経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業」において、スマートマンションとして認定するための制度で、執行団体であるSIIがマンションが備える機能やサービスを5つの項目で評価してきました。この制度は「一般社団法人スマートマンション推進協議会」が引き継ぐこととなり、平成27年8月1日を目途に業務を開始する予定です。
Q3MEMSって何?
A3MEMS(Mansion Energy Management System)とは、マンションの建物内で使用する電力消費量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御する機能等を有するエネルギー管理システムのことです。
Q4DR(デマンドレスポンス)って何?
A4デマンドレスポンス(DR:Demand Response)とは、電気料金の設定またはインセンティブの支払に応じて、需要家側が電力の使用を抑制するよう電力消費パターンを変化させることをいいます。
Q5創蓄連携って何?
A5マンションに共用の太陽光発電システムや蓄電池が設置されており、緊急時や災害時に電力供給ができるシステムのことをいいます。
Q6家電制御って何?
A6外出先等の遠隔から家電を制御できるシステムのことをいいます。エアコンや照明等を消し忘れた場合でも、遠隔制御で無駄な電力消費を抑えることができます。
Q7従来の「スマートマンション認定制度」と比べて何か違うの?
A7制度普及途上で明らかになってきた市場ニーズに応じて条件が変更されており、たとえば、検査項目のうち「独自料金」が「節電」となっています。
Q85つの検査項目があるが、このうち何項目クリアするとスマートマンションとして認定されるの?
A85つの検査項目のうち、最低限「MEMS」を満たしていれば、スマートマンションとして認定されます。
Q9いままでの認定ロゴマークは継続されるの?
A9ほぼ同じデザインとして、継承されます。
Q10スマートマンション認定を受けて、何かいいことあるの?
A10環境に優れたマンションとして、付加価値の向上が期待できます。